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木洩れ日の秋 [抒情歌]

木洩れ日は四季を通して味わえる、なんと素晴らしい日本語特有の細やかな表現の一つだと思います。
今回は季節を秋に限定した木洩れ日にしました。安曇野は10月中旬~11月中旬頃が紅葉・落ち葉の
時期になりますが、この地区の里山はカラマツ林も多く木洩れ日をあびカラマツの葉が黄色にキラメ
キながら舞い落ちる様子をあじわえる散策は楽しみの一つです。
歌の情景設定として木の葉が舞う情景・収穫のはざがけの稲穂と里の秋・カラマツ林の散策・イチョ
ウの葉が積もる公園と子供達の遊ぶ様子を選び「木洩れ日の秋」の題名にしました。
木洩れ日の秋(歌) VOCALOID4:VY1

木洩れ日の秋(伴奏)

歌詞
(前奏4小節)
1、秋風に誘われ 木の葉が舞い落ちて
  木洩れ日に照らされ 秋色を奏でる
  移りゆく季節の中 穏やかなひと時
  木の葉がおりなす あざやかな彩り
  心にしみる 木洩れ日の秋
2、はざがけの稲穂が 木洩れ日に照らされて
  赤とんぼ群れ飛び 夕焼けに染まる
  収穫の里の秋が 静かに暮れゆく
  灯火が一つ 夕暮れに灯る
  心がやすらぐ 木洩れ日の秋
(間奏8小節)
3、秋色が深まる カラマツの散歩道
  ふりそそぐ木洩れ日 黄金色(きんいろ)に輝く
  踏みしめる落ち葉の音 過ぎ去りし思いが
  楽しさと悲しさ 懐かしいかなたへ
  心をみつめる 木洩れ日の秋
4、公園の広場が イチョウの葉舞つもり
  子供たち声が にぎやかに飛び交う
  落ち葉踏むはしゃぐ声と 喜びの笑顔に
  温もりの木洩れ日 公園に広がる
  心がなごむ 木洩れ日の秋

次回公開:予定日11月6日・曲名「落ち葉の歌」

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風鈴のしらべ [抒情歌]

夏の風物詩”風鈴”は、その音色が真夏に清涼感と懐かしさを感じるひと時を我々に与えてくれます。
風鈴は名前のとうり、風によって生まれるしらべでその音色によって生じるいろいろの情景を考え
歌詞の最後に”風のおくりもの”で終わるように情景設定をしてみました。
*家の軒下に吊り下げられた風鈴が奏でるしらべが、どのような様子と感性を表現できるか?
*祭りの縁日、店先に並ぶ風鈴の音色に集まる人々と一組の親子の楽しそうな様子を表現する。
題名は「風鈴のしらべ」にして、人々がそれぞれ受ける感性を如何に想像できるような内容の歌詞
にするかを考えました。
風鈴のしらべ(歌) VOCALOID4:VY1

風鈴のしらべ(伴奏)

歌詞
(前奏4小節)
1、真夏の昼下がり さわやか風が吹いてきて
  軒下の風鈴 チリリリンとかろやかに
  クリスタルガラスの金魚が二匹
  風に揺られて楽しそう
  庭先に響く 涼しい音色が
  静かな夏の ひとときの
  風から生まれる 風鈴のしらべは
  すがすがしさと 懐かしさ想う
  それは夏の 素晴らしいしらべ
  心に響く 風のおくりもの
(間奏8小節)
2、祭りの縁日 店先ならぶ風鈴が
  さまざまな音色の リリリリンリン・チリリリリン
  色つきガラスの赤青黄色
  光てらされ揺らめくよ
  人々の笑顔が あふれる中で
  和服の親子が しなさだめ
  形か音色か 楽しい話を
  祭りの人ごみ にぎわいのひと時
  それは夏の 風鈴のしらべ
  親子に届ける 風のおくりもの

次回公開:予定日9月4日・曲名「赤とんぼと友だち」

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道祖神に願いを [抒情歌]

安曇野は”道祖神の宝庫・道祖神の故郷”と言われ、安曇野市では約580体あり彫刻の種類や表現の内容
がバラエティーに富んでいます。道祖神は村の守り神として五穀豊穣・無病息災・子孫繁栄を祈願す
る最も身近な神として人々に親しまれてきていました。昔(江戸時代)はご利益の多い道祖神を隣村
からつれて来てしまい村どうしがもめて、話し合いでお金で解決した”嫁入り道祖神”などの話も多く
残っています。それだけに人々の信仰と密接に結びついて昔から安曇野の風景と安曇人の信仰・知性
・ユーモアとを合わせて作り上げられてきたもので、長い期間をへて今でも道祖神祭りが行われて
道祖神信仰が引き継がれいます。
以上の内容と私も”道祖神祭り”に参加して感じた想いを「道祖神に願いを」の歌にしました。
<参考資料>
・嫁入り道祖神の説明はこちらから
・安曇野道祖神祭り「安曇野で道祖神を語る集い」:道祖神まつり実行委員会(穂高神社御船会館)
                        Tel:0263-82-7310
道祖神に願いを(歌) VOCALOID4:Ken

道祖神に願いを(伴奏)

歌詞
(前奏4小節)
1、道祖神の故郷 安曇野は
  雪解け湧き水 清き流れの里
  道祖神巡りの 旅人の心に
  いにしえいざなう 微笑み返し
  私は嫁入り道祖神 隣の村の境え越え
  帯代5両で話しつけ ご利益願って祈ったとさ
  微笑み返しの道祖神
2、道祖神の故郷 安曇野に
  実りのおとずれ 祝う稲刈る音
  子供に追われた 迷いのトンボが
  羽根を休めに 止まった先は
  仲良く肩組む道祖神 片手に盃トクリ持ち
  祝いの宴の酒盛りに 家族の幸せ祈ったとさ
  願いをそえる道祖神
3、道祖神の故郷 安曇野が
  灯火静かな 雪の舞いちる夜
  正月飾りを 取り外しあつめて
  人々つどいて 祈りを込める
  燃やして願うドント焼き 厄除け込めたお祈りに
  近くで見ている道祖神 炎の願いを受け止める
  厄除け払いの道祖神
(間奏3小節)
*いにしえから続く 人々の願いは
 柔らかな心と 景色の中で
 祈りの言葉が 育まれてきて
 今でも人々の 祈りの心は
 道祖神に ありがとうの言葉を

次回公開:予定日8月1日・曲名「風鈴のしらべ」

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上高地賛歌 [抒情歌]

上高地は日本が海外に誇れる景観地の一つであると思います。私しも若い時に槍・穂高岳の登山時に
訪れ、安曇野に移住して地の利もあり10回以上冬季を除いて春夏秋にしばしば訪れ上高地の素晴らし
い魅力に捕りつかれている一人でもあります。3000m級の山々を身近にみて清らかな流れに沿い完備
された道を散策しながら森林の爽やかな空気を胸いっぱい味わう充実感は癒しのひと時です。
この素晴らしい上高地を如何に表現したら良いのか、あまりにもテーマとして大きすぎるので迷いま
したが、どうにかまとまり「上高地賛歌」という題名でご案内できる事になりましたので、皆様の
ご感想を連絡ください。

上高地賛歌(歌) VOCALOID4:VY2

上高地賛歌(伴奏)

歌詞
(前奏なし)
あゝ 上高地よ 素晴らしい魅力を
いつまでも いつまでも 私達に伝えて
(前奏4小節)
1、朝もやの切れ間に 枯れ木をつつむように
  残雪の穂高の峰が 輝き水面映る
  静寂な大正池 静かに明けゆく
  清き梓のせせらぎと 新緑の香りを
  若葉色の風にのせて 春の詩(うた)を奏でる
  心の奥・響く やすらぎの風よ
  生きる喜び あじわうひと時
2、岩壁の前穂が 流れる雲をいだき
  残雪の輝き満ちて 青空高くそびえ
  夏浅い徳澤園 コナシの花咲く
  山の仲間の笑い声 にぎやかな歌えと
  爽やかな風にのせて 夏の詩(うた)を奏でる
  喜びが伝わる 山仲間の笑顔が
  生きる幸せ 心に響く
3、秋空の山すそ 素敵に彩られて
  散策の木道沿いは 秋色深く染まり
  気高さの奥穂の峰 新雪輝く
  神秘たたずむ明神池 やすらかな心に
  カラマツの葉・風にゆれて 秋の詩(うた)を奏でる
  あこがれの山よ 思い出をいだいて
  生きる楽しさ あふれる旅よ

次回公開:予定日7月3日・曲名「道祖神に願いを」

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夏つげ鳥 [抒情歌]

安曇野では5月下旬頃からカッコウが鳴き出すともう”初夏だなあ”と実感します。この季節になると
田植えも終わり早苗がそよ風になびき、里はもとより山々の新緑も映え北アルプスの残雪が水面に
映り、サイクリングを楽しむ旅人も増え初夏へと移って行きます。
この時期になると、早朝からカッコウの澄んだ声量のある鳴き声で目が覚め、あちこちで聴こえる
ようになり初夏の安曇野風物詩になっていると思います。そのような訳で以前からカッコウの歌を
創ってみたいと想い、私なりの呼び名で「夏つげ鳥」という題名にして、安曇野の情景に合う歌に
してみました。

夏つげ鳥(歌) VOCALOID4:VY1

夏つげ鳥(伴奏)

歌詞
この歌の拍子は、始めと終りの・カッコウ・カッコウ・カッコウは3/4拍子で他は4/4拍子です。
(前奏4小節)
1、カッコウ カッコウ カッコウ
  夏つげ鳥が鳴き出した 爽やかな朝
  朝露に光る早苗 水面渡る風に
  畦道に咲く花 緑映える梢に
  すがすがしい夏をつげる カッコウの声が
  カッコウ カッコウ カッコウ
2、カッコウ カッコウ カッコウ
  夏つげ鳥が鳴いている 澄みわたる声
  せせらぎの清き流れ 青く澄んだ空に
  静けさを切りさく 夏の午後のひと時
  心深く響きわたる カッコウの声が
  カッコウ カッコウ カッコウ
3、カッコウ カッコウ カッコウ
  夏つげ鳥が歌ってる 学びやの森
  子供たち歌う声が 教室から広がる
  にぎやかな歌声 子供たちの笑顔に
  楽しそうに歌いかける カッコウの声が
  カッコウ カッコウ カッコウ

次回公開:予定日6月5日・曲名「上高地賛歌」

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四季安曇野 [抒情歌]

北アルプスの山麓に広がる安らぎの情景と稲穂の里・安曇野は、雪解けの湧き水とワサビ田・田植えの
季節は残雪の北アルプスと新緑が水面に映える春。朝霧の中から心に響く初夏を告げるカッコウの声と
旅人の道祖神巡りの夏。山里の秋を告げる稲刈りの響き、山から里へ紅葉の便りとリンゴの色ずく実り
の秋。遠くシベリアから飛来する冬を告げる白鳥、山の日暮れが日増しに増え時折り舞う風花、静寂な
冬の季節の雪景色。
このような安曇野の四季を通して人々が慈しんだ情景を、日常のウオーキングをしながら感じたのを
安曇野に移住して初めて歌にした第一作目です。

四季安曇野(歌) VOCALOID4:VY1

四季安曇野(伴奏)

歌詞
(前奏4小節)
1、安曇野は 安曇野は 心のふるさと
  四季おりおりに 咲く花のように 思い出をはこぶ
  雪解けのせせらぎが 春の香りをのせて
  わさび畑の 白い花びら 水のほとりに匂う
  残雪の峰 新緑の木々 水面に映るとき
  穏やかな 安曇野の 春はすぎゆく
2、安曇野が 朝霧の 中で明けてゆく
  朝の光に 花のしずくが 光りかがやいて
  夏をつげる告げるカッコウの声 心にしみる季節
  子供たちの 遊ぶ声に ほほえむ道祖神
  夏祭り 笛太鼓 祝う人の声が
  安曇野の 青空に こだま響く
(間奏8小節)
3、安曇野の 山々が 色づく季節
  実りの秋の 稲刈りの音 山里に響く
  刈田の藁こづみ 彩りをそえるころ
  赤く染まった りんごの実が 秋の陽ざしをあびる
  赤とんぼ 栗の実が 茜色の中に
  夕暮れの 安曇野が 静かに暮れゆく
4、安曇野の 柿の実が 軒下いろどる
  遠い国から 冬の便りの 白い翼舞う
  降る雪が里の家の 灯火つつむ夜
  囲炉裏を囲む 笑い声が 雪明りにそまるころ
  春を待つ 木々の芽が 雪の帽子まとう
  静寂な 安曇野の 冬はふけゆく

次回公開:予定日5月6日・曲名「夏つげ鳥」

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